みなさん、福島県の檜枝岐村をご存知ですか?日光市にも隣接している、人口約610人の村です。
尾瀬にもほど近く、温泉地でもあるので(一般家庭にも温泉が給湯されているそうですよ!)、首都圏からもちょっと足を伸ばして行ける観光地です。
そんな檜枝岐村には、「檜枝岐歌舞伎」という神様に奉納する歌舞伎(舞台が神社の境内にあります)が代々伝承されていて、この伝統芸能は福島県の重要無形民俗文化財にも指定されています。
けれども近年、江戸時代より受け継げれている檜枝岐歌舞伎も、他の伝統文化や伝統芸能と同じように、後継者の育成が課題となっています。その檜枝岐歌舞伎の後継者育成を描いたドキュメンタリー映画が、「檜枝岐歌舞伎 やるべぇや」です。
制作は、数々のドキュメンタリー作品を制作していらっしゃる北海道出身の安孫子亘(あびこわたる)監督。
去る12月13日(日)、「やるべぇや」制作の㈱ミルインターナショナルさんのご協力により、日光市国際交流協会主催で「やるべぇや」映画上映会を開催しました。
場所は日光街道ニコニコ本陣、多目的ホール。
当日は約100名の方にご来場いただきました。
上映中はみなさん熱心に映画を見ておられ、最後のシーンでは涙を拭う光景も見られました。
上映後は安孫子監督のトークイベントもあり、ご来場いただいた方との活発な意見交換や、興味深い感想などを聞くことができました。
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国際交流とは、外国の文化や人を知り、交流するだけではありません。
自分の育った文化やその背景を知ることも、大きな意味での国際交流に役立つことでしょう。
当日お手伝いしてくださった会員、役員のみなさまと、安孫子監督。ありがとうございました!