宇都宮大学との交流事業である2回目の国際理解講演会を
11月29日に開催しました。今回ご紹介した国は、アジアとヨーロッパの
架け橋であるトルコです。
講師に日本学術振興会 特別研究員 岩坂将充先生をお迎えして
「アジアとヨーロッパ、ローカルとグローバルのあいだ」をテーマにお話いただきました。
講演会を主催した企画・広報部会の佐藤部会長より
ごあいさつ。
世界3大料理の1つと言われているトルコ料理について
歴史や岩坂先生がトルコ留学していた際の経験を絡めてわかりやすく
お話いただきました。料理の画像がどれも美味しそうでした。
前半終了後、岩坂先生にご用意いただいたトルコのお菓子や紅茶等でティータイムにしました。
トルコのドライフルーツ。あんず(左)、 さくらんぼのジュース。赤ワインのような色を
いちじく(中央・右)です。 していて、とても良い香りでした。
紅茶は、トルコ語で「チャイ」といいます。 「バクラバ」の箱。箱を開けると
好みで角砂糖を入れて いただきます。 ぎっしりとバクラバが入っていました。↓
トルコを代表するお菓子「バクラバ」。トルコをはじめアラブ諸国で広く食べられています。
薄く伸ばしたパイ生地にナッツなどを挟んで何層にも生地を重ねて焼き、シロップをかけたお菓子です。
その甘さに「頭痛になりそう」「歯が痛くなる」などと表現されることも多いです。濃厚なバターと
香ばしいかおりがしました。作るのにとても手間がかかるお菓子だそうです。
半分に切ったバクラバ(手前)。ナッツが入って トルコのお菓子でティータイム。 岩坂先生とお話
います。噛むとシロップがあふれるので驚く方も。 される方も多く、和やかなひとときとなりました。
右上には、シイタケのような見た目の干しいちじく、
オレンジ色の干しあんず。もちもちした触感でした。
後半は、トルコの紅茶「チャイ」やイスラム教等のお話を伺いました。
岩坂先生には、予定を30分程延長してお話していただきました。
質疑応答では、イスタンブールに開通した地下鉄、トルコでは日本がどう思われているのか
など数多くの質問がありました。
岩坂先生、貴重なお話をありがとうございました。