宇都宮大学との交流事業である国際理解講演会を9月27日に開催しました。
今回ご紹介した国は、紅茶の生産で有名な「スリランカ」です。
講師に宇都宮大学国際学部講師 栗原俊輔先生をお迎えし、「紅茶を通したスリランカと日本のつながり」と題してお話いただきました。
講演会を主催した企画・広報部会の佐藤部会長よりごあいさつ。
スリランカといえばセイロンティー。茶の生産量は世界第3位、輸出量は世界第1位となっています。
スリランカでの茶の歴史はイギリス植民地時代だった19世紀までさかのぼります。
栗原先生は、スリランカ国内で460以上の紅茶プランテーション農園が存在すること、そしてプランテーション内に暮らす人々の生活を紹介してくれました。
先生はスリランカでの滞在期間がとても長かったため、日本ではあまり知られていないプランテーション内の実態などを詳しく教えてくださいました。
講演開始から間もなく、つい最近までスリランカに滞在していた栗原先生が現地で調達されたスリランカの紅茶とお菓子をいただきました。
紅茶を何種類か用意してくださったので、飲み比べができました。また、お菓子もたくさん用意してくださいました!
紅茶の飲み比べとお菓子を楽しむ参加者の皆さん。
今回の講演会で提供された紅茶とお菓子の一部をご紹介します。
左写真:左からアールグレイ、イングリッシュアフタヌーンティー、イングリッシュブレックファストティーです。
右写真:左からミントティー、ブラックカラント、ストロベリーです。
左写真:ピリ辛の味付けがされたカシューナッツです。現地では、比較的高価なお菓子とのこと。
右写真:キャッサバのフライ。ポテトチップスみたいなものです。
栗原先生のご講演が終了した後、質疑応答の時間がありましたが、プランテーション内での子どもの保育状況、スリランカから日本への紅茶の流通の状況など、予定の終了時間を過ぎてしまうほど数多くの質問がありました。
栗原先生、貴重なお話をありがとうございました。